髪の毛の構造
髪の毛とは一体どういうものなのでしょうか。
髪の毛は見た目の印象を作るという他、頭部を衝撃や
紫外線等から守るという重要な役割があります。
育毛のために、まずは髪の毛のことをよく知ることが
大切です。
髪の毛は爪と同じように皮膚の一部が変形したもので、
髪の毛の約8割は
ケラチンというタンパク質の一種
から出来ています。
その他残りはメラニン色素、脂質や水分等から成り
立ちます。
髪の毛はどのような構造になっているのでしょうか?
髪の毛は
大きく分けると『毛根』と『毛幹』に分ける
ことが出来ます。
簡単に言うと頭皮の内部が毛根、外部が毛幹です。
私たちが普段目に見えている部分が毛幹と言われる
部分です。
毛根
毛根の最下部を『毛球』と言い、この部分に有名な
『
毛乳頭』があります。
この
毛乳頭は毛細血管からさまざまな栄養素を
吸い上げ『
毛母細胞』へ信号を発信します。
そして毛母細胞は幾度と無く細胞分裂を繰り返し
頭皮へと押し上げられ髪の毛へと変化していきます。
毛幹
毛幹は3層構造となっており、外側から毛表皮
(キューティクル)・毛皮質(コルテックス)・
毛髄質(メデュラ)と呼ばれています。
キューティクルは外部からの刺激から髪の毛
内部を守る役割があります。
コルテックスは髪の毛の約8割〜9割を占める
部分で、髪の色や硬さなど髪の毛の質を決める
部分でもあります。この部分にメラニン色素が
含まれています。
メデュラは髪の毛の芯の部分でうぶ毛などの
細い毛にはありません。
髪の毛の太さは、このメデュラによるところが
大きいです。
日本人の髪の太さの平均は0.07ミリ〜0.1ミリ
くらいと言われています。
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まとめ
髪の毛はケラチンというタンパク質から出来ている。
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